韓国ドラマ「ジャイアント」のキャストについての情報をお探しではありませんか?
2010年に放送されてから10年以上経った今でも色褪せない名作として語り継がれるこのドラマは、イ・ボムス、パク・サンミン、ファン・ジョンウムら豪華キャスト陣が集結した大作です。
本記事では、相関図を用いて複雑な人間関係を解説するとともに、あらすじからネタバレまで詳しく紹介します。
また、現在視聴できる配信サービス情報や、実際に視聴した方々の感想もまとめました。SBS創社20周年記念ドラマとして制作された「ジャイアント」の魅力を、キャストを中心に徹底解説していきます。
1970年代から始まる3兄妹の壮絶な復讐と成功の物語を彩った俳優たちの魅力に迫りましょう!
韓国ドラマ ジャイアントのキャスト紹介

「ジャイアント」のキャスト陣はまさに豪華絢爛!
主演のイ・ボムスさんの熱演はもちろん、チョン・ボソクさんの冷徹な悪役ぶりで百想芸術大賞を受賞するほどの演技力が光ります。
特筆すべきは子役陣。
ヨ・ジング君やキム・スヒョン君が演じた子供時代のシーンは短いながらも心に残り、彼らが現在韓国トップスターになっている理由が分かるはずです。
ここでは複雑な人間関係も理解しやすいよう、主要キャストの役柄と相関図を分かりやすく解説していきます。
画像付きキャスト相関図

「ジャイアント」は、1970年代の韓国を舞台に、家族の絆と復讐の物語を描いた大河ドラマです。物語を理解するうえで、複雑に絡み合う人間関係を押さえておくことが重要です。
物語の中心となるのは、イ・ガンモ、イ・ソンモ、イ・ミジュの3兄妹です。彼らの父親イ・デスが軍の保安部隊長チョ・ピリョンに殺害されたことから、長い復讐の旅が始まります。
また、感動的な愛の物語も展開されます。イ・ガンモはファン・テソプの娘であるファン・ジョンヨンに想いを寄せ、イ・ミジュとチョ・ピリョンの息子チョ・ミヌの間には複雑な恋愛関係が生まれます。
主要キャストを以下の表にまとめてみましょう。
顔写真 | 役名 | 俳優名 | 役柄 |
---|---|---|---|
![]() | イ・ガンモ | イ・ボムス(子役:ヨ・ジング) | 主人公。頭脳明晰で度胸がある。世界一丈夫な家を造るのが夢。 |
![]() | イ・ソンモ | パク・サンミン(子役:キム・スヒョン) | ガンモの兄。中央情報部員となり、父の仇を追う。 |
![]() | イ・ミジュ | ファン・ジョンウム(子役:パク・ハヨン) | ガンモの妹。歌手「チャ・スジョン」としてデビュー。 |
チョ・ピリョン | チョン・ボソク | 冷酷非情な野心家。軍の保安部隊長から権力を握る。 | |
![]() | ファン・ジョンヨン | パク・ジニ(子役:ナム・ジヒョン) | ファン・テソプの娘。数字に明るく冷たく気位が高い。 |
![]() | チョ・ミヌ | チュ・サンウク(子役:ノ・ヨンハク) | チョ・ピリョンの息子。頭脳明晰な貴公子。 |
ファン・テソプ | イ・ドックァ | 万宝建設の創業者。チョ・ピリョンにそそのかされる。 | |
ユ・ギョンオク | キム・ソヒョン | ロイヤルクラブの社長。ジョンヨンの実母。 |
この作品には他にも多くの脇役が登場し、「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国高度経済成長時代を背景に、建設業界での成功と復讐、そして家族の再会を描いた壮大なストーリーが展開されます。
「復讐」「対立」「協力」「恋愛」といった様々な人間関係が複雑に絡み合い、この長編ドラマの見どころとなっています。特に、イ・ガンモ兄妹とチョ・ピリョン親子の対立が物語の大きな軸となっており、視聴者を引き込む要素となっています。
子役キャストの魅力と現在の活躍
「ジャイアント」は子役キャストの演技が特に光るドラマでした。子供時代のシーンは約10話程度ですが、その演技力の高さで視聴者の心をしっかりと掴んでいます。
特筆すべきは、イ・ガンモの子役を演じたヨ・ジング君です。彼の無垢な表情と、家族を守るために懸命に生きる姿が印象的でした。ヨ・ジング君はその後、「太陽を抱く月」や「王になった男」などで活躍し、現在は韓国を代表する若手俳優へと成長しています。
イ・ソンモ役のキム・スヒョン君も見逃せません。彼は「星から来たあなた」や「サイコだけど大丈夫」などで主演を務め、韓国を代表するトップスターへと上り詰めました。「ジャイアント」では幼くても芯の強さを感じさせる演技が光っていましたね。
ファン・ジョンヨン役のナム・ジヒョン嬢も「ショッピング王ルイ」などで主演を務めるようになり、子役キャストの多くが現在も第一線で活躍しています。
ただ、子役から大人役へのバトンタッチに違和感を覚える視聴者も少なくありませんでした。特にキム・スヒョン君からパク・サンミン氏へのバトンタッチは、体格の違いなどから「あれれ?」と感じた方も多かったようです。
子役たちの演技は、物語の序盤で視聴者の感情移入を促す重要な役割を果たし、「ジャイアント」の成功の大きな要因となったと言えるでしょう。
キャスト陣の演技力と評価
「ジャイアント」の評価を高めた大きな要因の一つが、キャスト陣の圧倒的な演技力です。この作品では、ベテラン俳優から若手俳優まで総勢60名以上が出演し、それぞれが深みのある演技を披露しました。
悪役のチョ・ピリョンを演じたチョン・ボソク氏は、冷酷非情な野心家を見事に表現し、第47回百想芸術大賞テレビ部門の男性最優秀演技賞を受賞しています。彼の演技は「ジャイアント」の緊張感を高める重要な要素でした。
イ・ボムス、パク・サンミン、パク・ジニ、ファン・ジョンウム、チュ・サンウクといった主要キャストも、それぞれの役柄を丁寧に演じ上げました。特にファン・ジョンウム氏は「ジャイアント」で初のドラマ主演を果たし、その演技力で多くの視聴者を魅了しています。
2010年のSBS演技大賞では「ジャイアント」は最優秀作品賞をはじめ、9部門で13人が受賞するという快挙を成し遂げました。これはキャスト陣の演技力が高く評価された証と言えるでしょう。
時代の流れを表現する演技も見事で、1970年代から80年代にかけての韓国社会の変化を、キャスト陣は体全体で表現しています。この点も「ジャイアント」が高い評価を受けた理由の一つと言えるでしょう。
主演俳優イ・ボムスの魅力
「ジャイアント」の主人公イ・ガンモを演じたイ・ボムス氏は、1970年生まれの実力派俳優です。身長171cmと韓国俳優としては小柄な体格ながら、その存在感は圧倒的でした。
イ・ボムス氏の魅力は何と言っても、カリスマ性溢れる演技にあります。ドラマの中でイ・ガンモは「頭脳明晰で度胸がある」「何をしでかすか分からない突拍子のなさに、強烈なカリスマ性を秘めている」と描写されていますが、まさにイ・ボムス氏はそのキャラクターを完璧に体現していました。
役作りのために合間を縫ってボクシングを習得するなど、徹底した準備も彼の特徴です。緻密なシナリオ分析を基本に、全身を使った熱演で視聴者を魅了しました。
また、子役のヨ・ジング君から大人役のイ・ボムス氏へのバトンタッチも、歩き方や所作などが似ているという評価があり、自然な流れで視聴者は物語に入り込むことができました。
ただ、ドラマ放送当初は「イケメン俳優ではない」という理由で視聴者から懐疑的な反応もありました。しかし、演技が進むにつれて、その実力で多くのファンを獲得していきました。
「ジャイアント」での活躍により、イ・ボムス氏は2010年のSBS演技大賞で特別企画部門男性最優秀演技賞と10大スター賞を受賞しています。彼のカリスマ性溢れる演技は、「ジャイアント」の成功に大きく貢献したと言えるでしょう。
韓国ドラマ ジャイアントのキャスト以外の魅力

「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国高度経済成長期を背景に、壮大な復讐と成功の物語が展開します。大ヒットを記録した秘密は、予想を覆すどんでん返しの連続にあり。
ここからは、物語の結末や現在視聴できる配信サービス、視聴者の生の感想まで、キャスト以外の魅力も簡潔にお伝えします。
長編ドラマが苦手な方も、この作品は「あっという間」と感じる面白さがありますよ!
全何話で完結?視聴率は?
「ジャイアント」は全60話という長編ドラマで完結しています。2010年5月10日から12月7日までSBSで放送され、当初の予定よりも10話ほど延長されました。韓国の大河ドラマとしては王道の長さと言えるでしょう。
視聴率については、かなりの成功を収めたドラマとして知られています。序盤は10%台からスタートしましたが、ストーリーが進むにつれて徐々に上昇し、最高視聴率は40.1%に達しました。平均視聴率も21.9%と高い数字を記録しています。
特筆すべきは、同時間帯に放送されていたMBCの人気ドラマ「トンイ」と視聴率競争を繰り広げたことです。「トンイ」も人気ドラマでしたが、「ジャイアント」はその「トンイ」を上回る視聴率を獲得するという快挙を成し遂げました。
この高視聴率を支えたのは、緻密なストーリー展開と俳優陣の熱演です。視聴者からは「毎話視聴者らの予想を正面から覆す様々な”どんでん返し”が待っている」と評されるほど、展開の面白さが魅力でした。
また、2010年のSBS演技大賞では最優秀作品賞をはじめ、9部門で13人が受賞するという快挙を成し遂げています。まさに2010年の韓国を代表する国民的ドラマとなったわけです。
長編ドラマにありがちな中だるみもなく、最後まで視聴者を引きつけた点が「ジャイアント」の大きな成功要因と言えるでしょう。60話という長さにもかかわらず、「あっという間だった」と感じるファンも多いようですね。
最終回までのあらすじとネタバレ
「ジャイアント」のストーリーは1970年代の釜山から始まります。12歳のイ・ガンモは貧しいながらも両親と兄妹と共に幸せに暮らしていました。ある日、父親イ・デスが金塊密輸の情報を保安部隊長チョ・ピリョンに伝えたことで悲劇の幕が開きます。野心家のチョ・ピリョンは金塊を奪う計画を立て、資金繰りに困っていた万宝建設社長ファン・テソプを巻き込みます。計画実行日、テソプは運転手が親友のデスだと気づき殺せませんでしたが、ピリョンはためらいなくデスを射殺したのです。
この惨劇を目撃したイ・ソンモ(長男)が追手から逃れるために走る列車から飛び降り、一家は逃避行を余儀なくされます。途中で母チョン・ヨンソンも旅館の火災で亡くなり、兄妹は離ればなれになってしまいます。イ・ガンモは妹ミジュと生まれたばかりの弟ジュンモを連れて生きていくことを決意しますが、経済的困窮から弟ジュンモはアメリカへ養子に出され、ミジュとも離れ離れになるのです。
靴磨きをして生き延びたガンモは、偶然客として出会ったファン・テソプの窮地を救います。テソプは彼の才能を見込んで引き取り、ガンモは学校にも通えるようになりますが、そこでピリョンの息子チョ・ミヌと対立することになります。テソプの娘ジョンヨンに密かに想いを寄せるガンモですが、彼女とミヌの政略結婚話が持ち上がります。
一方、イ・ソンモはアメリカ軍に救われた後、皮肉にもチョ・ピリョンの信頼を得て彼の部下となります。表向きは忠実な部下を装いながら、裏では父の仇を討つ機会を狙っていたのです。イ・ミジュは孤児院で育ち、大陸建設会長ホン・ギピョの家政婦となります。
物語は地下鉄建設工事をめぐる争いから本格化し、三人の兄妹は互いが捜し求める家族だと知らぬまま出会います。ガンモがホン会長殺しの濡れ衣を着せられ逃亡中に、ようやく三人は再会を果たします。それからガンモは「漢江建設」を創業し、万宝建設やチョ・ピリョン親子と対決する道を選びます。
中盤以降、物語は経済成長と政治的陰謀が絡み合う複雑な展開を見せます。ソンモはピリョンの右腕として働きながら密かに証拠を集め、ガンモは正面からビジネスで勝負します。ミジュは歌手「チャ・スジョン」としてデビューし、ミヌとの間に生まれた息子ウジュを育てながら、芸能界で成功を収めていきます。
数々の危機や裏切りを乗り越え、ついにイ兄妹はピリョンの犯罪を暴く証拠を手に入れます。国会聴聞会でピリョンの悪事が次々と暴かれる中、万保プラザがオープン日に崩壊するという悲劇が起こります。これはミヌの手抜き工事が原因でした。ミジュは九死に一生を得ますが、ソンモは脳内に残っていた銃弾を取り除く危険な手術に挑み、不幸にも手術中に命を落としてしまいます。
ピリョンは逮捕されるものの精神病院から脱走し、最後にガンモと対決します。ガンモは「お前を殺す価値もない」とピリョンを見限り、後にピリョンは自殺して果てます。ミヌは罪を償うため2年間服役し、出所後はミジュとウジュのいるイギリスへ向かいます。
ガンモとジョンヨンはついに結ばれ、最終シーンでは2010年、アメリカから帰国したジュンモがガンモの家を訪ねてくる場面で物語は幕を閉じます。40年に渡る壮大な人生の旅を経て、離れ離れになった家族の再会が暗示される感動的なエンディングです。
「ジャイアント」は単なる復讐劇を超えて、韓国の高度経済成長期を背景に、家族の絆、愛と憎しみ、成功と挫折、そして何よりも希望を描いた叙事詩的作品として、視聴者の心に深く刻まれました。特に最終回は視聴率40.1%を記録し、韓国を代表する国民的ドラマとしての地位を確立したのです。
ジュンモの行方
イ・ジュンモはイ・ガンモ、イ・ソンモ、イ・ミジュの末っ子の弟です。まだ乳児だった彼は、両親を亡くしたイ・ガンモが育てることになりましたが、生活の困難から施設に預けざるを得なくなります。その後、彼はアメリカへと養子に出されてしまいます。
ドラマの中で、ガンモは弟を手放したことをずっと後悔し続けます。ジュンモの存在は物語の中で「失われた家族の象徴」として描かれ、彼を探し出すことがガンモの長年の願いの一つとなっています。
しかし、ジュンモの直接的な登場は非常に限られています。視聴者がジュンモの存在を明確に目にするのは、主に物語の最初と最後の部分だけです。彼の人生や成長過程は詳しく描かれていません。
物語のクライマックスでは、ソンモが命を落とし、ガンモはジョンヨンと結ばれ、ミジュはミヌと和解します。そして最終回の締めくくりとして、2010年の現代、ガンモの自宅前に一人の男性が現れます。彼は茶色く変色した古い紙を広げており、そこにはガンモたち兄弟の家系図が描かれていました。
この男性こそが、アメリカから帰国したイ・ジュンモです。彼がインターホンを押すと、ジョンヨンが応対に出ます。ジョンヨンはガンモに「ジュンモさんが帰ってきている」と伝えるシーンで物語は締めくくられます。
このエンディングは、長年離れ離れだった家族が最終的に再会することを示唆しており、視聴者に感動的な余韻を残します。ガンモは心の中で「ソンモ兄さんがジュンモを連れてきてくれたのだ」と感じているようです。
ジュンモの帰還は、イ兄妹の長い苦難の旅の終わりと新しい始まりを象徴しており、「ジャイアント」という壮大な物語の美しい締めくくりとなっています。
実話なのか創作なのかの考察

「ジャイアント」は実話ではなく、創作ドラマです。ただし、背景となる「漢江の奇跡」と呼ばれる韓国の高度経済成長時代は実際の歴史的事実に基づいています。
ドラマの舞台は1970年代から80年代の韓国で、朴正煕政権下における経済発展と都市開発の時代を描いています。この時代に韓国は急激な経済成長を遂げ、特にソウルの江南地区の開発が進みました。現実の江南地区は、かつては葦の草原だった場所が今ではビル群が立ち並ぶ高級住宅街に変わったというドラマ内での描写通りの変貌を遂げています。
また、ドラマ内で描かれる「三清教育隊」や「光州事件」といった要素も実際の歴史的出来事に基づいています。さらに、マンボプラザの崩壊シーンは、1995年に実際に起きた三豊百貨店崩壊事故を彷彿とさせます。この事故では502名が亡くなり、937名が負傷するという大惨事となりました。
キャラクターについては、イ・ガンモのモデルが元韓国大統領のイ・ミョンバク氏ではないかという噂もありますが、脚本家は否定しています。イ・ミョンバク氏も一介の社員から現代建設の会長に登り詰めた人物であり、似た経歴を持つことから噂になったようです。
知恵袋の質問回答では「実話ではありませんが、時代背景として朝鮮戦争停戦後の急激な経済成長やヤミ金、ブローカーなどの社会現象は事実です」と説明されています。
つまり「ジャイアント」は、登場人物やその物語は創作ですが、時代背景や社会情勢は実際の歴史に忠実に描かれたフィクションと言えるでしょう。リアルな時代描写があるからこそ、視聴者は物語に没入できるのかもしれませんね。
「ジャイアント」の配信サービス紹介
「ジャイアント」を視聴したい方のために、配信情報をまとめました。2024年10月時点での情報では、このドラマを視聴できる主な動画配信サービスはいくつかあります。
最もおすすめなのが「U-NEXT」です。U-NEXTでは「ジャイアント」の全60話を見放題で配信しています。31日間の無料トライアル期間があるので、この期間を利用すれば無料で全話視聴することも可能です。また、U-NEXTは韓国ドラマの配信数が国内No.1の約730作品あり、イ・ボムス出演の他作品も多数視聴できるのが魅力です。
他にも「FOD」でも見放題配信されています。ただし、FODには無料期間がないため、有料会員登録が必要となります。
「Amazonプライムビデオ」では1話220円でレンタル配信されていますが、見放題対象ではありません。全60話を視聴するとなるとかなりの費用がかかるため、見放題サービスの方がお得でしょう。
「TSUTAYA DISCAS」では旧作DVDレンタルで見ることができます。自宅に配送されるため、ネット環境に左右されない点がメリットです。日本語字幕だけでなく、吹き替え版も選べるのが特徴です。
残念ながら「ABEMA」「Hulu」「Netflix」「Disney+」などの他の主要配信サービスでは、該当時点で「ジャイアント」の配信はありません。
テレビでの再放送は近年行われておらず、最後の再放送は2015年頃でした。そのため、今すぐ視聴したい方は動画配信サービスを利用するのがベストな選択と言えます。
なお、SBSの公式ウェブサイトでも全編の動画が無料で公開されているとの情報もありますが、日本からのアクセスや字幕の有無については確認が必要です。
視聴者からの口コミ

「ジャイアント」は放送から10年以上経った今でも、多くの視聴者から高い評価を得ています。実際の口コミを見てみましょう。
「子役時代から懸命に生きる子供たちの姿と、それに対して冷たい大人たち(みんな自分のことで精一杯だった時代)が描かれる。親には先立たれ、兄弟たちは引き裂かれ、40年かけた復讐劇の始まり。子役は今も活躍するスター俳優の共演。この頃からみんな上手い!」とある視聴者は評価しています。
また、「60話!それでもずっと飽きさせないのさすがすぎる」という声や、「最終回までに全ての伏線が回収されて、見事な作品に仕上がっている」と絶賛する意見も目立ちます。
物語の展開については「一話からかなり引き込まれる。流石、イ・ビョンフン監督!時代考察の点でも興味深い」といった感想や、「中だるみもなく、次が楽しみなドラマでした」という評価が多いようです。
一方で、子役から大人役へのバトンタッチについては「子役が皆可愛いらしいのに、大人になってから急にブサイクばかりでガッカリしてます」という辛辣な意見も。特に「ソンモお兄さんは子役がとても格好良かっただけに、ただの小太りオッサンで目立たなくなってしまい、とても残念です」といった声も散見されます。
しかし多くの視聴者は「最初は違和感があっても、見ていくうちに俳優の演技力に引き込まれる」と結論づけています。「内容で引き込んでいってくれることを期待して私は見ます」というコメントがその心情を代弁していますね。
総じて「ジャイアント」は、長編ドラマながらも飽きさせない展開と深いストーリー、そして俳優陣の熱演によって、今なお多くの視聴者に愛されている名作と言えるでしょう。初めて韓国ドラマを見る方にもおすすめできる、古くても色褪せない作品です。
「ジャイアント」ボクなりの感想
韓国ドラマ「ジャイアント」を観て、正直ボクは完全にノックアウトされました!60話という長さに最初は尻込みしていたのですが、一度観始めるともう止まらない。まさに「ジャイアント級」の面白さでした。
特に印象的だったのは、激動の時代を背景にした人間ドラマの深さです。表面的な復讐劇に見えて、実は「正義とは何か」「家族の絆とは」「成功とは」といった普遍的なテーマを問いかけているんですよね。チョ・ピリョンという極悪非道の悪役に対して、イ・ガンモが最後に「お前を殺す価値もない」と言い放つシーンは鳥肌モノでした。
子役陣の演技も圧巻です。ヨ・ジング君やキム・スヒョン君の演技はもう大人顔負け。この子たちが今や韓国を代表するスターになっているのも納得です。確かに子役から大人役へのバトンタッチには若干の違和感がありましたが、演技の素晴らしさで5分もすれば気にならなくなりましたね。
ボクが特に心を打たれたのは、家族の再会を描くシーンの数々です。長年離れ離れだった兄妹が再会する場面や、ミジュがソンモの前で「兄さん…あたしよ…ミジュよ…」と涙ながらに言うシーン。こういう場面で毎回もらい泣きしてしまいました(笑)
物語の構成も絶妙で、「えっ、そうなるの!?」というどんでん返しが随所に散りばめられています。特に復讐の鍵を握る「帳簿」の行方を巡るサスペンスは、ハラハラドキドキの連続でした。
建設業界という珍しい舞台設定も新鮮で、韓国の高度経済成長期の光と影をリアルに描き出しています。社会派ドラマとしての側面も強く、単なるエンターテイメントを超えた奥深さがあります。
欲を言えば、ラブラインがもう少し華やかだったらな〜という気もしますが、それはボクのラブコメ好きが言わせるだけかもしれませんね(笑)
結論:長いですが、その時間を投資する価値が十分にある名作です!
韓国ドラマ入門にはちょっと重厚かもしれませんが、じっくり腰を据えて観られる方には絶対おすすめです。40代〜50代の方には、時代背景も相まって特に響くのではないでしょうか?
韓国ドラマ「ジャイアント」のキャスト総括と見どころ
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。