「梨泰院クラス」ってご存知ですか?
2020年の作品ですが、日本でも大人気になった韓国ドラマですのでご存じの方も多いと思います。
ソウルのオシャレな街「梨泰院」を舞台に、主人公のセロイが宿敵と戦いながら夢を叶える物語なんですが、面白いのかどうか、その反応が人によってマチマチなんです。
今回は、この気になるテーマを徹底調査してみました。
ぶっちゃけ面白いのか、つまらないのか。
ボクの意見も交えながら、その辺りをじっくりと語っていきたいと思います!
梨泰院クラスは面白い?面白くない?|基本情報
まずは「梨泰院クラス」の基本情報から確認していきましょう。読み方、あらすじ、面白かった点と面白くなかった点をサクッとチェックしてみてください。
梨泰院クラスの読み方
「梨泰院クラス」は「イテウォンクラス」と読みます。
韓国語の発音だとちょっとクセがありますが、なんとなく読めますよね。
ボクは最初、「なしたいいん」とか、分けわからない読み方をしてしまいました(恥)
ご存じの方も多いと思いますが、「梨泰院(イテウォン)」って、ソウルにある実在の地名なんです。
昔は外国人向けの商店街として知られていましたが、今では若者に人気のオシャレタウンに大変身!
カフェやバー、クラブが立ち並ぶ、ソウルの超ホットスポットなんですよ。だからドラマのタイトルも「梨泰院」にちなんでいるわけです。
ちなみに英語だと「Itaewon Class」って書くので、英語圏の人はもしかしたら「イタウォンクラス」って発音するのかも?
まあ、「なしたいいん」よりかは全然いいですけど…。
梨泰院クラスのあらすじ
主人公のセロイは、高校生の時に大企業の御曹司をボコボコにして退学処分に。その後も不運が重なり、中卒&前科者の烙印を押されてしまいます。
でもめげないセロイは「俺は必ず這い上がってやる!」と、梨泰院で居酒屋を開業。ライバル企業に立ち向かっていくお話です。
セロイが御曹司と揉めたのは、彼がイジメっ子だったから。
正義感の強いセロイは見過ごせずに殴っちゃったわけです。でも御曹司のお父さんは超大物で、セロイに土下座を要求。プライドが許さないセロイは拒否して退学に…。
さらには父親が御曹司の車にはねられて亡くなるという悲劇も(´;ω;`)
そんな不遇の人生を歩むことになったセロイですが、めげずに立ち上がります!
居酒屋を起点に、ライバル企業を出し抜く算段を始動。天才的なアイデアを持つイソや、元反社のスングォンら、濃いメンバーが集結します。
店は次第に人気店に成長していくのですが、さすがに相手は大企業。あの手この手で妨害してきて、陰湿ないじめも…。
それでもセロイは「自分の信念を貫く」という思いを胸に、仲間と力を合わせて戦い続けるのです!
果たして、セロイは宿敵に勝ち、夢を叶えることができるのか?!ってな感じで、スリリングで爽快感あふれるサクセスストーリーが繰り広げられます。
ちなみに、ところどころに恋愛模様も挟んできますので、こちらもお見逃しなく!
梨泰院クラスが面白いと思う点
何と言っても、セロイの「曲げない信念」がカッコいいんですよね。不条理な扱いを受けても、自分を貫き通す姿は痛快です。
あとキャラクターが個性的で、トランスジェンダーやアフリカ系の従業員など、多様性に富んでいるのも素敵。セロイとダブルヒロインの三角関係も見逃せなかったりするんです。
では、面白いと思うポイントをひとつひとつ紹介していきますね!
セロイの揺るぎない正義感と信念の強さ
セロイは、理不尽な扱いを受けても決して屈しません。どんなに強い相手でも、自分の信念を曲げずに立ち向かっていく姿は、まさに痛快の一言!
「自由はタダじゃない」というセリフには、思わずグッとくるものがありますね。
仲間との絆と団結力
居酒屋「タンバム」には、元反社やトランスジェンダー、アフリカ系の青年など、多様なバックグラウンドを持つメンバーが集結。一人ではできないことも、みんなで力を合わせれば乗り越えられる!そんな仲間との絆と団結力に、心を打たれずにはいられません。
壮大な復讐劇のスリリングさ
弱小の居酒屋が、巨大企業を相手に戦いを挑む…そのスリリングな展開から目が離せません!
知恵と度胸で立ち向かうセロイたちの姿は、まさに現代版「ダビデとゴリアテ」のよう。次はどんな手を打ってくるのかと、ハラハラドキドキが止まりません。
個性豊かなキャラクターたち
イケメン(髪型以外)だけどちょっと抜けているセロイ、ツンデレ気味だけど天才肌のイソ、ムードメーカー担当のスングォンなど、キャラクターがみんな個性的で魅力たっぷり!
それぞれの掛け合いを見ているだけで楽しくて、思わずニヤけてしまいます。
恋愛模様のキュンキュン度
初恋相手のスアを想い続けるセロイ、セロイ一筋の想いを寄せるイソ、そしてイソに恋心を抱くグンス…複雑に絡み合う恋愛模様から、目が離せません!
切なくてドキドキしちゃう展開の連続に、胸がキュンキュンしっぱなしです♡
ビジネス描写の面白さ
店舗づくりや商品開発、マーケティング戦略など、ドラマの中に実際のビジネスを彷彿とさせるシーンが盛りだくさん。セロイたちの店が、トライ&エラーを繰り返しながら成長していく姿は、見ているだけでワクワクしちゃいますね!
主題歌・挿入歌の素晴らしさ
「梨泰院クラス」の魅力は、ストーリーやキャラクターだけじゃありません。ドラマを彩る主題歌・挿入歌も、ため息が出るほど素敵なんです!
メインテーマの「始まり」は、Gahoの歌声が伸びやかで、聴いているだけで元気をもらえる感じ。「夢に向かって頑張ろう!」というドラマの主題にぴったりの曲調で、思わず口ずさみたくなっちゃいます。(韓国語わからないケド…)
挿入歌も、場面に合わせてバッチリです!
セロイの強い決意が伝わってくる「いしころ」、切ない恋心を描いた「愛はヒーリング」など、聴くたびにドラマのシーンが蘇ってきて胸が熱くなります。
そして、なんと言ってもBTSのVことテテちゃんが歌う「Sweet Night」は鳥肌もの。
ふわっと優しく包み込まれるような、癒やしに満ちたメロディーなんです。ドラマのエンディングを飾るのにふさわしい、まさに神曲!
こんな風に、「梨泰院クラス」のOSTは、ストーリー性だけでなく音楽的にも超一流。
ドラマを観た後は、ぜひサントラも聴いてみてくださいね。きっと作品の余韻に浸れるはずです!
…と、こんな感じでしょうか。
ボクはこのドラマの大ファンなので、つい熱く語ってしまいました(照)
他にも笑えるシーンが満載だったり、心に刺さる名言が多かったりと、面白ポイントは尽きません!
ぜひみなさんにも「梨泰院クラス」の虜になってほしいです♡
梨泰院クラスが面白くないと思う点
それに対して、「面白くない」と思う部分も挙げていきましょう。
ネットの反応を見ても、ボクの意見と同じようなことを言っている人もけっこういました。
でも、あくまで個人的な見解ですので、「梨泰院クラスファン」の方々、怒らないでくださいね~(汗)
序盤の展開がちょっと重たい
正直言って、「梨泰院クラス」の序盤は少し重たいかもしれません。
主人公のセロイが、理不尽な仕打ちを受けて どん底に落とされるシーンは、見ていてつらくなっちゃうんですよね。
「あー、もうやめてあげて!」と思わず声を上げたくなります。
セロイの愚直さにイライラ
セロイのいいところは、信念を曲げないところ。でもそれが行き過ぎると、ちょっと愚直になり過ぎちゃうんです。
時には妥協も必要じゃない?と思わずツッコミを入れたくなる場面も。「いいかげんに学習しろよ~!」なんて、つい言いたくなっちゃいますね。
恋愛模様への不満
セロイとヒロインたちの恋模様も、「梨泰院クラス」の見どころの一つ。でも、これがちょっと不満に感じちゃう人もいるみたい。
初恋相手のスアをずっと想い続けるセロイに、「いい加減に見限れよ!」と思ってしまうこともあるかも。恋のライバル・グンスの報われなさにも、もどかしさを感じちゃうかもしれません。
大企業への復讐劇が好みじゃない
「梨泰院クラス」は、弱者の大企業への復讐劇がメインの内容です。しかし、この設定自体が好みじゃないという人もいるみたい。
「こんなに大企業が悪者扱いされるの?」と違和感を覚える人や、「現実にはこんなにうまくいかないでしょ」と思っちゃう人もいるようです。
ヒロインのチョ・イソが可愛くない
ヒロインのチョ・イソ役を演じるのは、人気急上昇中の女優「キム・ダミ」。
彼女の魅力もこのドラマの注目ポイントの一つなんですが、「イソはちっとも可愛くない!」と感じる人もいるみたい。
確かに、ツンデレ過ぎるキャラ設定に「ウザい」と思う人もいるかも。
でも好みは人それぞれですからね~。
終盤のストーリーに無理がある
「梨泰院クラス」は全16話で、ドラマも終盤に差し掛かると、ストーリー展開がちょっと雑になってくるんですよね。セロイたちの活躍があまりにもスムーズすぎて、「え、そんな簡単にいくの?」と現実離れを感じてしまう場面も。
例えば、最終的な敵・長家グループ会長との決着も、ちょっと拍子抜けしちゃうんですよね。あれだけ強敵だった会長が、簡単に土下座しちゃうなんて…ドラマだからこその展開なのかもしれませんが、リアリティに欠ける部分ではあります。
でも繰り返しになりますが、これらの点は人によって感じ方が違うので、一概に面白くないとは言えないですね。むしろ、こうした問題提起をドラマの中に織り込んでいるからこそ、多くの人の共感を呼んだのかもしれません。
賛否両論があるからこそ、話題性も高いドラマなのかな~と思います!
梨泰院クラスは面白い?面白くない?|深掘り情報
「梨泰院クラス」について、もっと深掘りしていきましょう。
さまざまな気になるポイントに迫ります!
梨泰院クラスは飽きる?
ネットでは、「梨泰院クラスは飽きる」という意見も散見されます。
でもボクの場合、話数が進むにつれてどんどん面白くなっていくので全然飽きませんでした!
ドラマが進むにつれて、セロイの店「タンバム」には個性豊かなメンバーが続々と加入。
元反社のスングォンに、トランスジェンダー美人シェフのヒョニ、ギニア出身のトニーと、個性豊かな面々が揃ってくるんです。
一人一人に濃いエピソードがあって、何かと笑いを誘ってくれるんですよ。人間ドラマとしての面白さがどんどん倍増していくという感じ。
そして、セロイの店もメキメキと成長を遂げていきます。
最初は小さな居酒屋だったのに、みんなの知恵と努力で大人気店に変身!
商品開発に成功したり、ライバル店に打ち勝ったり…そのサクセスストーリーからは目が離せません。
更に、恋愛模様にも大きな進展が!
初恋相手のスアを想い続けるセロイに、イソやグンスの想いが絡み合って、「次はどんな展開が待っているのか」と、ハラハラドキドキが尽きませんでした。
こんな風に、「梨泰院クラス」は回を追うごとに面白さが倍増していくドラマなんです。
あえて難関箇所を挙げるとするならば、序盤の1話~2話。そして終盤の13話~16話でしょう。ここは人によって賛否両論が最も多い関所です。
この区間をポジティブに受け入れられるなら、「もう飽きちゃった…」なんて思う暇はないほど魅力的なドラマです!
梨泰院クラスはイライラする?
セロイの正義感の強さは、時として「イライラ」を誘う諸刃の剣なのかもしれません。例えば、ライバル企業との交渉シーンなんかは、もう「セロイ、そこは妥協しようよ!」と思わずツッコミを入れたくなります。
セロイ的には、自分の信念を貫くことが何よりも大事なんでしょうけど、ビジネスの世界ではそれだけじゃ立ち行かないこともあるんですよね。時と場合によっては、小さな妥協も必要だったりするわけです。
でも、セロイにはそれができない。あまりにも正義感が強すぎて、ちょっとした妥協も許せないんですよ。その結果、自分の首を絞めるようなことになっちゃったりもするわけです。
観ているこっちは、「いやいや、そこまでこだわらなくていいから!」「もうちょっと柔軟になれよ~!」なんて思っちゃうんですけど、本人は一向に譲る気がない。もうイライラが募る一方ですよ(笑)
でもね、よく考えてみると、それこそがセロイの魅力なのかもしれません。世間一般の常識に流されず、自分の信念を貫き通す強さ。それができるからこそ、セロイはセロイたり得るわけで。
そう考えると、イライラしながらも「せっかくだからセロイらしく突っ走ってくれ!」と思えてくるんですよね。妥協せずに突き進む姿は、時にイラッとさせられるけど、それ以上にカッコよく見えてくるから不思議です。
そんなわけで、「梨泰院クラス」を観ていると、セロイへの「イライラ」と「憧れ」が同居することになるわけです。でも、そのギャップがまた面白かったりもするんですよね!
梨泰院クラスは何話から面白い展開になる?
個人的には、3話くらいからグッと面白くなってくると思うんです!
1〜2話はセロイの悲惨な過去や人間関係の設定があるので、ちょっと重たいっす。でも3話で天才的なヒロイン「イソ」が登場してからのテンポアップっぷりは見事です。
だから、ぜひ3話までは頑張って見てほしいんです!
1〜2話は、正直言ってちょっとキツイかも…。
セロイがどん底の人生を歩まされるシーンの連続で、見ていてつらくなっちゃうんですよね。「もう、こんな理不尽な目に遭わなくていいよ!」と思わず叫びたくなるくらいです。
でも、そこを乗り越えると3話からは一気に面白くなるんです!
きっかけは、ヒロインのイソが登場したこと。彼女は頭脳明晰、スポーツ万能、容姿端麗(という設定…)の完璧超人なんですが、かなり変わり者なところがあるんです。
セロイの店で働き始めたイソは、天才的なアイデアでお店を次々と改革していきます。メニュー開発に取り組んだり、SNSを活用したりと、彼女の手腕は目を見張るものがあるんです。
そんなイソの活躍もさることながら、彼女とセロイの掛け合いがまた面白いんですよね。真面目すぎるセロイと、毒舌なイソ。
正反対の二人が、ぶつかり合いながらお店を成長させていく姿は目が離せません!
更に、3話以降はキャラクターが続々と登場するのも見どころの一つ。
先ほどもお話しましたが、元反社のスングォンに、トランスジェンダーシェフのヒョニ、ギニア出身のトニーと、個性豊かな面々が集結するんです。
彼らが巻き起こす人間ドラマにも、グイグイ引き込まれるんです。
こんな風に、「梨泰院クラス」は3話を境に、とたんに面白くなっていくドラマなんです。
最初の1〜2話を乗り越えさえすれば、その先に素敵な物語が待っていますからね!
梨泰院クラスが伝えたいことは何かを考察
この作品が伝えたいのは、信念を曲げずに生きることの尊さなのかなと思います。
バーンと生きるのはとても難しいけど、自分を貫いた先にはきっと輝かしい未来が待っているはず。そんな希望を与えてくれるストーリーでした。
階級社会やマイノリティーの問題にも切り込んでいて、深いテーマにもしっかり向き合っているのが印象的です。
セロイは、どんなに困難な状況に置かれても、自分の信念を曲げようとしませんでした。
周りから「妥協しろ」「現実を見ろ」と言われても、彼は自分の道を突き進んだんです。それって、すごく勇気のいることだと思うんですよね。
社会人になると、理想と現実のギャップに悩まされることってありますよね。
でも、セロイを見ていると「自分の信念を貫くことの大切さ」を思い出させてくれるんです。時には回り道になるかもしれないけど、自分を曲げずに生きることが、結局は一番の近道なのかもしれません。
そして、「梨泰院クラス」は階級社会の問題にも鋭くメスを入れています。
セロイは「どん底から這い上がった男」という設定ですが、それは彼の努力だけでなく、周りの助けがあったからこそ。つまり、誰もが平等にチャンスを与えられるべきだということを、このドラマは訴えかけているんですよね。
また、トランスジェンダーやアフリカ系の登場人物を通して、マイノリティーの問題にも光を当てています。彼らがセロイの仲間として活躍する姿は、多様性の尊さを物語っていると思うんです。
こうしたメッセージ性の高さが、「梨泰院クラス」の深みを増しているのかもしれません。ただのサクセスストーリーではなく、現代社会の問題にもしっかりと向き合った作品なんですよね。
だからこそ、多くの人の共感を呼んだのではないでしょうか。
自分を貫く生き方の素晴らしさ、多様性を認め合うことの大切さ。そんな普遍的なテーマを、エンタメとしても楽しめる形で伝えてくれた。それが「梨泰院クラス」の最大の魅力なのかもしれません。
このドラマを通して、観る人それぞれが何かを感じ、何かを学べたらいいなと思います。
きっと、明日への活力をもらえるはずですから!
総括:梨泰院クラスは面白い?面白くない?
それでは最後に、この記事の内容をまとめます。